皆さんこんばんは、ケアマネージャーの金子です。
今日はケアプラスのスタッフ揃って、パレアで行われた介護セミナーに参加してきました。
講師は「小濱道博先生」、介護関係の著書を数多く出しておられるとても有名な先生です。
今回のセミナーのテーマは「介護保険法改正と介護報酬改定」がメインテーマでした。
この業界で働いている限り切っては切り離せないこの問題。
私自身も興味津々で聞くことが出来ました。
国会でも介護保険法案が強行採決されるなどニュースにもなっていましたね。
先生の話の中でも「今後は介護報酬は引き下げ続けられる」「利用者負担は増加する」「職員不足が今まで以上に深刻になる」など、なんだか暗くなるような話がありましたが、だからこそ「介護の質」を保つことが出来れば生き残ることは出来ると言われています。
ケアプラスでも今後も「介護の質」にこだわりを持ってやっていきたいです。
また、ケアマネージャーとして気になった話がもう一つ。
埼玉県にある和光市の取り組みとして、「和光式」と呼ばれるケアマネジメント手法です。
「和光式ケアマネジメント」とはお世話型ケアマネジメントではなく、要介護度の改善・自立した生活を徹底的に追求したケアマネジメント方式で、結果としても多くの方の介護度があ改善されているとの事です。
要介護度の改善・自立した生活を追求することは介護保険の中では当然と言えば当然の事ですが、口で言うほど簡単ではないのが実情ではないかと思います。
和光市でもこのマネジメント方式が理解・定着するのに10年の歳月がかかったと話されていました。
私の説明では伝わりにくいと思いますので、興味がある方はネットで調べることをお勧めします(笑)
変革の時期を迎えている介護の世界で、流れに乗り遅れないように頑張っていきたいと思います。