企業情報

2016年2月に起業して8年が過ぎました。その間に熊本地震や新型コロナウイルス感染症など難しい状況もありましたが、社会的課題や企業の存在意義についてより深く考えるきっかけになりました。

2018年に開校したケアプラス介護スクールでは、介護職員初任者研修という資格講座を無料で開講しています。それは多くの人に介護について学んでいただくことが地域の底上げになったり、受講された方自身の健康やご家族の介護などいろいろな面でプラスになるからで、ケアプラスという社名に込めた思いを具現化する事業でもあります。開講から6年目ですが2000人以上の方が資格を取得され、多くの卒業生が介護業界で活躍されています。人口74万人の熊本市において2000人以上の方が介護の基本を学び資格を取得されたことは、地域全体にとっても意義のあることだと思っています。

第一次および第二次ベビーブームでは年間200万人以上だった出生数が2016年に初めて100万人を割り、2023年の出生数は約75万人という国の想定をはるかに上回るペースで少子化が進んでいます。介護に限らず人材不足は今後さらに深刻化しますが、介護は社会において必要な仕事だと思っています。介護サービスを維持していくためには外国からの人材に頼る必要もありますが、日本人・外国人を問わずスタッフの教育や研修に時間とお金と情熱をかけていくことは不可欠です。

2024年4月からケアプラス介護カレッジという形で、より本格的な学びの場を提供していく予定です。介護スタッフが専門性を高めることで事業所のサービスの質が上がり、利用者さまやご家族にとって大きなプラスになります。事業所の評価が上がり収支がよくなれば、スタッフの待遇も上げられるはずで三方良しです。介護スタッフのスキルアップやキャリアアップを支援して、国家資格である介護福祉士の取得者を増やせるような事業を展開していきたいと思います。

ケアプラスの強みは、前向きで理念や目標を共有できるスタッフが集まっていることです。これからも地域のため、介護のためにわたしたちに何ができるかを問い続け、チャレンジし続けることで成長していきたいと思っています。

皆さまのご指導、ご支援のほどよろしくお願いいたします。