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高齢者の低体温症
屋内で凍死する高齢者が毎年増加しているのをご存知でしょうか?
屋内で凍死する事例は、高齢者に多くみられ、いわゆる老人性低体温症が原因となっている場合がほとんどです。
この低体温症は、寒さで体の熱が奪われ、体の深部体温が35度以下になり全身に障害が起きる症状です。
自覚しにくいという点もあり、気づいた時には重症化しているという事が少なくないようです🤔
心臓や肺、腎臓、肝臓などの機能が低下し臓器の機能不全を引き起こします。また、酵素が作用しなくなる事でホルモンバランスの乱れや、便秘など、さらには免疫機能の低下も低体温が原因で起こりやすくなっていることが多いようです。
この低体温症を予防する上で重要なのは、部屋の温度を19度以上に保つなど屋内であっても寒さを意識することだそうです☝️
暖房を活用し、厚手のソックスを履く、膝掛けを使う、アンダーウェアを多めに着るなど、防寒対策も万全にすることが大切です。
低体温症を放置すると凍死をはじめ命にかかる事態になるため、高齢者の方はもちろん周囲の家族や介護者、自分自身も、今の季節は特に注意が必要ですね✨
本日のブログ担当は、事務の山下でした🤗