<介護士あるある>よくあるエピソードをご紹介
介護の仕事をしている仲間との会話ででてきた、「介護職のあるある」をご紹介します。「私だけじゃなかったんだ!」「こんなこと、あるよね~」と共感して、くすっと笑えるエピソードもあるかもしれません。ぜひチェックしてみてくださいね♪
食事介助あるある
介護士さんと利用者さまのほのぼのとしたやり取りがうかがえる、食事介助中のあるあるです。
◎「あーん」といいながら自分もつい口を開けてしまう
食事のお手伝いをする際、利用者さまの口元にスプーンを運びながらついつい自分も口を開けてしまうパターンです。
しっかり食べてもらいたい気持ちがあるからこそやってしまいがちな行動なのですが、
後々自分で気づいて恥ずかしかったという介護士さんは少なくありません。
◎食後に「今日のごはんは何ですか?」 と聞かれる
食事が済んでいるにも関わらず、「今日のごはん何ですか?」と聞かれることも多いそう。
認知症の利用者さまがいる施設ではよくある光景のようですが、慣れないうちは、どう答えるべきか迷ってしまう
新米介護士さんもいるでしょう。
入浴介助あるある
入浴介助に関するエピソードは、介護士さんならではの切実なあるあるも多いようです。
◎とにかく手が荒れる
入浴介助が多く、手荒れに悩む介護士さんも多いのではないでしょうか。
利用者さまの方に直接触れる入浴介助をする際は、消毒も徹底しなければなりません。
手荒れがひどいと痛みをともなう場合も。手荒れがつらくなる前に、ハンドクリームなどで対処しましょう。
ただ、香りの強いタイプのハンドクリームは、利用者さまが苦手な場合もあるので無香料のものを選ぶのがおすすめです。
◎自分がビショビショになっている
「入浴介助に夢中になって、介助後に汗でビショビショになってしまう」ことも介護士あるあるです。
入浴介助は、自分が濡れてしまうのを防ぐため、防水エプロンやゴム靴を履いて行うのが一般的。
しかし、夏場などは湯気や室温の高さから汗が吹き出してしまうことも。
あまりにも汗をかいていると、利用者さまから「一緒に入る?」と冗談を言われることもあるようです。
ナースコール・コールマットあるある
ここでは、ナースコールやコールマットに関するあるあるをご紹介します。
◎ナースコールをおもちゃにされる
「何となくナースコールを押してみたかった」「持ってみたらつい押しちゃった」といった、
ナースコールをうっかり押してしまう利用者さまの対応も介護士あるあるでしょう。
また、数分置きに「あれがない」「これしてほしい」と呼ばれるケースもあり、人手が十分でない場合は困ってしまうことも。
そのため、「ナースコールをおもちゃにしないで」と感じている介護士さんも多いようです。
◎駆けつけるとナースコールを押したことを忘れている
ナースコールに呼ばれて駆けつけると、利用者さまさまの方から「呼んでないよ?」「どうしたの?」という反応が返ってくるパターンも。ナースコールは押されれば都度対応しなくてはなりません。
介護士さんとしては、利用者さまに何事もないのが一番ですが、せめて呼んだことは覚えていてほしいですね。
◎家に帰ってもナースコールの音が聞こえる気がする
仕事が終わってもナースコールやコールマットの音が聞こえる気がする…といった職業病の方も一定数いるのではないでしょうか?
日ごろからナースコールを意識しているのはすばらしいですが、
休みの日もナースコールの空耳が聞こえたときは疲れている証拠かもしれません。ゆっくり休んでリフレッシュしてくださいね。
新人介護士あるある
介護士を始めたばかりの新人あるあるをご紹介します。これから介護士を目指す方は、参考にしてみてください。
◎眠気を覚ますためカフェインや栄養ドリンクを常備
夜勤に慣れていない新人のうちは、眠気を覚ますためにあれやこれやと試行錯誤する姿がしばしばあるようです。
夜勤は夕方頃に出勤して翌朝10時前後まで勤務するのが一般的。
途中で仮眠できるとはいえ、新人のうちはなかなか生活リズムに慣れず、夜勤中に眠くなってしまうことも。
新人の頃は、眠気を覚ますためにコーヒー飲料や栄養ドリンクを常備しておく新人介護士さんも珍しくありません。
◎年下の先輩に気を使われる
介護職は、ほかの業界で経験を積んでから転職する方が多い職種です。40代・50代から介護士を目指す方も少なくありません。
そのため、新卒で就職した人が一回り以上年齢の離れた新人へ教育することもあります。
その際に「気を使われている」と感じることもあるようです。
年下の先輩には、「間違ったことをしたら遠慮なく注意してくださいね」とあらかじめ伝えておくと距離が縮まるかもしれません。
◎職場に馴染めない・孤立してしまう
介護士としてデビューして間もない頃は、職場に馴染めず孤立してしまう人もいるようです。
介護スタッフが多い施設だと、いくつかのグループができている場合も。
緊張してなかなか最初の一歩が踏み出せないかもしれませんが、積極的にコミュニケーションを取っていくようにすると、
距離を縮められるかもしれません。
最後に、カテゴリ分けできなかった介護士あるあるをまとめてご紹介します。
◎相撲や童謡に詳しくなる
介護職は高齢の方と接する機会が非常に多いため、利用者さまの世代が好むものに詳しくなるのも介護士あるあるでしょう。
「大相撲の場所中は、多くの利用者さまが相撲を見ているから自然に詳しくなった」という方や、
「レクリエーションで童謡を歌う機会が多いから、同世代が知らない童謡も歌える」といった介護士さんも多いようです。
◎利用者さまよりも年上のベテラン介護士がいる
介護をする側、される側もご年配の方という光景もありがちです。
なかには、利用者さまより年上にも関わらず、キビキビとした対応をする年配の介護士さんがいることも。
そんなベテラン介護士さんが職場にいれば、日々の業務の励みになりますね。
◎曜日や時間の感覚がなくなる
老人ホームなどで夜勤を含むシフト制で勤務する介護士さんの場合、土日や祝日といった概念がなくなってしまう人が多いようです。
また、夜勤明けに寝ていたら気づけば夕方だったということもしばしば。生活リズムが乱れやすいのも介護士あるあるの一つでしょう。
一緒に働いているはずなのに、会わない介護士がいる
夜勤がある3交代や4交代の職場であれば、同じ介護現場で働いていていても日勤帯と夜勤帯でシフトが被らず、
「一緒に働いているはずなのに、なかなか会わない」なんていうことも少なくありません。
そのため、久々にシフトが被ると「あれ?久しぶり!」なんて会話もあるでしょう。
◎一回り以上年上の新人介護士さんの扱いに長ける
介護業界は、他業界から転職する方や家族の介護や子育てをしながら介護士として働き始める方も多くいます。
そのため、新卒から働き始めた人からすると、一回りも二回りも年上の新人介護士さんに教えることも。
最初は、遠慮がちな指導になってしまうかもしれませんが、介護業界では年齢の差は当たり前なので、
そのうち年齢関係なく指導・教育ができるようになるでしょう。
◎高齢の方が1人で歩いていると気になってしまう
街中を歩いていると高齢者の方の姿ばかり目がいく…これも一種の職業病かもしれません。
休みでも、高齢の方が目に留まると介護士目線になってしまう人が多いそう。高齢化で高齢者が増えているということもありますが、
介護士さんは高齢の方を注視するクセがついているために自然と目がいってしまうようです。
◎早く見たい!シフトが待ち遠しく感じる
シフト制で勤務する場合、毎月のシフトが待ち遠しくてたまらない…という人もいるのではないでしょうか。
シフト表には、月の勤務時間や休みが記載されているだけで、特別なイベントが書いてあるわけではありません。
それでも、休みや夜勤を知り一喜一憂する姿が介護職の間でよく見られているようです。
◎介護いらないかも?元気な利用者さまがいる
介護施設では、「介護する必要がないのでは?」と思うほど元気な方もいますよね。
元気なのは良いことですが、勝手に施設から出て行ってしまい、介護士さんが慌てるパターンも意外と多いよう。
元気な分、介護士さんもしっかり見ておかなければなりません。
◎人間関係に悩む
介護士さんの仕事はチームの連携が必要なので、必然的にスタッフ同士の関わる機会が多いもの。
職場によっては、パワハラ上司がいたりお局のスタッフがいたりしてやりづらいこともあるでしょう。
人間関係に悩んでつらい場合は、転職して職場を変えてみるのも一つの手。
介護は人材不足の業界なので、転職のハードルはそれほど高くないでしょう。
今回は介護あるあるを紹介しましたがいくつ共感できましたか?
大変な事もある仕事ですがクスっと笑えるあるあるも沢山ありますね!!
みなさんのあるあるも教えてもらえると嬉しいです♪